きらめく星と沈黙の月

碧が膝から崩れ落ちた。


床には、私が溢した涙よりも多くの涙が落ちていた。


『碧くん…。これよかったら…』


瑠璃が碧にピンク色のハンカチを差し出した。


『…悪い』


碧はそれを受け取り、倉庫を出ていく。


『待って……待って碧!!』


碧の手を掴もうと伸ばした腕は、乱暴にはね除けられてしまった。


『うるせぇんだよ!俺の名前を呼ぶな!』


碧……。


ホントに私じゃないのに…っ。


『お願い、話を聞いて!私じゃないの!!』


『…瑠璃が嘘をついてるとでも言うのか?瑠璃の話を聞く限り、お前以外に犯人はいない』


地を這うような低い声。


こんな碧…もう見たくないよ…っ。


『……都合が悪くなったら無視。そんなんだから信じてもらえねぇんだよ』


碧が遠くへ行ってしまう。


もう二度と会えなくなってしまう。


そんなの嫌だ…っ。