きらめく星と沈黙の月

“親父と同じグローブなんだぜっ”


何度も何度も聞いた嬉しそうなセリフ。


許せない……っ。


碧が大切にしていたグローブを…っ。


よくも…よくも…っ。


『ふざけ─』


『ふざけんじゃねぇ!!!お前、何してくれてんだよ!!』


瑠璃に掴みかかろうとした私の胸倉を碧が掴んだ。


『お前なら知ってんだろ!?俺がこのグローブをどれだけ大切にしてたか!!なのになんで…っっ』


目を真っ赤にして潤ませ、私を睨み付ける碧を見ていると何も言えなかった。


『ふざけんなよ…。ふざけんじゃねぇよ!!俺に何の恨みがあんだよ!?』


胸倉を掴まれたままグラグラ揺さぶられる。


碧にこんなことされたの、初めてだ。


碧がこんなに怒ってるのも、初めて。