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東京では髪が長いのが流行ってるの?」
陽澄の髪に目を留めて、屈託ない口調で問うてくる。
「あ、そういうわけじゃないんだけど、ただ伸ばしっぱなしで」
答えながら、いいなこの子、と好感触をおぼえる。えーと、名前はたしか坂下梢、だった。こずえちゃん、と呼びやすそうなところもいい。
「そうなんだー、でも髪キレイだよね。どこのシャンプー使ってるの?」
「ありがとう、ふつーにドラッグストアで売ってるやつ使ってるよ」
東京から来た、というだけでほのかな憧れを抱いているような素朴な人柄がいい。話もけっこうはずんでいる。
あとなにか、音楽とかマンガとか、共通の好きがあれば、ひと息に友達というステージに進めそうな気がする。
東京では髪が長いのが流行ってるの?」
陽澄の髪に目を留めて、屈託ない口調で問うてくる。
「あ、そういうわけじゃないんだけど、ただ伸ばしっぱなしで」
答えながら、いいなこの子、と好感触をおぼえる。えーと、名前はたしか坂下梢、だった。こずえちゃん、と呼びやすそうなところもいい。
「そうなんだー、でも髪キレイだよね。どこのシャンプー使ってるの?」
「ありがとう、ふつーにドラッグストアで売ってるやつ使ってるよ」
東京から来た、というだけでほのかな憧れを抱いているような素朴な人柄がいい。話もけっこうはずんでいる。
あとなにか、音楽とかマンガとか、共通の好きがあれば、ひと息に友達というステージに進めそうな気がする。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)