「……あっ」 後ろから、声が聞こえた。 それは小さなものだったけど、透明な響きを持っていて。 ゆっくりと振り返ると、朝日にも負けないような、温かな笑みが迎えた。 「都生。おはよう!」 「ほ、まれ……」 久しぶりに見た彼女の姿は、俺の涙腺を緩ませるには、十分すぎるほどで。