LOVEDANGER~元ヤン御曹司と悪女OLの身籠り溺愛婚~

私は篤さんに、横から両手で抱き付いた。


「私、強いから大丈夫です。
イジメられて泣いていた、あの頃の私とは違うから」


私は覚悟をするように、目をギュッと瞑る。


その覚悟は、篤さんに断られる事。


流石に、これ以上はしつこくしない。


嫌われたくないから。


「だから、お前に迫られて断れねぇって」


再び、私は篤さんにベッドに押し倒される。


そして、篤さんはそのボクサーパンツに手を掛け、それを脱いだ。


その初めての経験は、分かっていても痛くて痛くて。


篤さんが、完全に私の中に入って来る迄にも、凄く時間がかかっていて。


痛がる私に気を使いゆっくりとしてくれているのも分かった。


痛くて痛くて堪らなかったけど、
それが終わると、もっとそうしていたかったと思った。