そんな感じの夕べの出来事を、思い出してしまった。
そんな私と篤さんの喧嘩の上に、
この企画は成り立っているのだと。
今、真剣な顔で企画書を見ている、近藤龍馬の顔を見ていて思う。
「---いいとは、思います。
ただ、私の一存で決定も出せないので。
明日…、いや、今日中にもう一度話し合う時間を作って下さい」
近藤龍馬は企画書から顔を上げて、
篤さんの方を見ている。
その目には、先程の篤さんに対する怯えなんかは一切なく、真剣で。
先程から、この人の見た事ないような顔ばかり見て。
戸惑ってしまう。
そんな私と篤さんの喧嘩の上に、
この企画は成り立っているのだと。
今、真剣な顔で企画書を見ている、近藤龍馬の顔を見ていて思う。
「---いいとは、思います。
ただ、私の一存で決定も出せないので。
明日…、いや、今日中にもう一度話し合う時間を作って下さい」
近藤龍馬は企画書から顔を上げて、
篤さんの方を見ている。
その目には、先程の篤さんに対する怯えなんかは一切なく、真剣で。
先程から、この人の見た事ないような顔ばかり見て。
戸惑ってしまう。



