「それが私にも詳しい事が分からなくて…あの謎の光は私が徹底分析します。」
「うん…。ところで何故、私の制服を?」
ドア前に突っ立ったまま
腕に私の制服を掛けてるレイに
指を指して突っ込む
「葬儀参加のために最速でクリーニングしてまいりました。」
「葬儀?」
突然の単語に首を傾げるが
それが誰のものか直ぐに分かった。
望月 奏多
きっと先輩の葬儀だろう。
くしゃっと歪む私の顔を見て
レイが悲しそうに言った
「ヴァンパイアの血が流れていない生身の人間を存在ごと消すのは不可能ですので。」
ううん……わかってる。
辛い記憶を私だけに残して
おきたくなかったのでしょう?
優しいねレイはーーー
ありがとう。ありがとう。
先輩ごめんなさい。
もっともっと話せば良かった。
もっとちゃんと真剣に
受け止めてあげればよかった。
こんな私を好きだと
言ってくれて
ありがとうございます。
その日私は涙が枯れるまで
泣き続けたーーーーーーーー。

