「律?暑い?」 返事が返ってくるとは思ってなかったけど、あまりにも苦しそうだったから思わず声に出してしまった。 「冷えピタはさっき貼ったばかりだし……あ、氷まくら!」 たしか、氷まくらはこの家にあったはず! 再度部屋から出て氷まくらを取りに行き、冷凍してあった氷まくらを律の頭の下に敷く。 すると、冷えピタ同様心地良かったのか、しかめっ面が無くなって、息もだいぶマシになった。 「とりあえずこれで安心かな」 そう口に出したとき。 「……え、な」 突然律がしゃべったから驚いた。