「ちょっと。天草 雫いる???」 あのカフェの日から、しばらくたったある日。 あたしのクラスに女子がきた。 「………??…え、あたしですか??」 夏紀たちと話していたあたしは、4人組の女子に近づいた。 「ちょっと来て」 そう言われて、連れられてきたのは非常階段。 伊沢とお弁当を食べた場所だった。 「あの……どうしたの??」