………キス!?



こっこれキスなのか?



「…ぷっ………ばぁか」


大賀がニヤニヤしながら、あたしから離れた。



「……いっ伊沢っ!!!そっそうゆう事は、二人だけの時にしてよ!!!」


夏紀が真っ赤な顔で、大賀に言った。




「…もちろん、続きは二人でするっつーの。…行くぞ、しず。」



あたしは、大賀に手を引かれて、非常階段を上り屋上に向かった。