あまりにも遅いから、もうアイツのことは忘れようと思います
恋愛(ピュア)
完
1
和泉杏咲/著
- 作品番号
- 1639080
- 最終更新
- 2022/02/27
- 総文字数
- 8,004
- ページ数
- 10ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 18,145
- いいね数
- 1
あーあ。
この雨が、ぜ〜んぶみかんジュースだったらいいのに。
あなたを待ってる間、退屈になっても雨を口に入れるだけで笑顔になれるのに。
渋谷駅ハチ公前。
晴れていれば、テーマパークの人気アトラクションの待機列並みの人口密度になるが、今はうまい具合にソーシャルディスタンスができている。
とはいえ、だ。
約束の時間を、とうに超えているのにも関わらず、一向に姿を見せることをしない恋人未満のあいつは、待ち合わせ相手を待たせることを何とも思わないのだろうか。
「私、何してるんだろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※こちら、最初は非公開設定にする予定でしたがアーカイブとして残させていただきました。
この雨が、ぜ〜んぶみかんジュースだったらいいのに。
あなたを待ってる間、退屈になっても雨を口に入れるだけで笑顔になれるのに。
渋谷駅ハチ公前。
晴れていれば、テーマパークの人気アトラクションの待機列並みの人口密度になるが、今はうまい具合にソーシャルディスタンスができている。
とはいえ、だ。
約束の時間を、とうに超えているのにも関わらず、一向に姿を見せることをしない恋人未満のあいつは、待ち合わせ相手を待たせることを何とも思わないのだろうか。
「私、何してるんだろ」
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※こちら、最初は非公開設定にする予定でしたがアーカイブとして残させていただきました。
- あらすじ
- 私は彼をずっと待つ。雨はまだ止まない。彼に、どんな仕返しをしてやろうか。
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