「やっぱり、葵だ」

 

 「服は、キレイでも手は隠せはいよなぁ〜」

  もう、思い出したくもない。

 なんで、なんで、もう何年も会ってないのに、やっぱり余計なことを考えていたから。

  呼吸が苦しくなってくる。

 ゆずるさん助けて。