宝木さんとの初めてのキスはちょっぴり涙の味、やさしく甘い……



 今日は一生忘れられない日、宝木さんの腕の中はあたたかく、心がやすらぎ、ずっとこうしていたい。




 …… 離れたくない……






 私は何とか宝木さんへ『はい』と答え、「めちゃくちゃ嬉しい」と

  

  私もです。





  恥ずかしくて顔をあげられません。