瑠璃亜の部屋から戻ってきて、昨日片付けなかった荷物を片付けていく。

「ねぇ零、私の指輪知らない?」

何度探しても、宝物の指輪がない。

「知るかよそんなもん」

隣りにいる零に聞いてみるけど、知るはずもなく。

「家にあるかな…」



「片付けははかどってる?」

丁度いいところに、流星さんがやってきた。

「流星さん、あの…。家に、置いてきたものがあるみたいで、取りに行きたいんですけど…」

だめって言われるかな?

帰ったらだめって言ってるし…

「うーん。いいよ、栗栖に遅らせるし、楽仁をつける。それでもいい?」

そんなに危ないんだ…。

気をつけていこう。

「はい」