「それで、なんで俺たちはここに住むことになったんです?」
それは少し苛立ちを含んでいて。
私に問いかけたのか、流星さんになのか。
どちらにもかもしれない。
流星さんはちらりと私を見て、そのまま零を見つめた。
「零、お姉さんを俺にくれないか?」
真剣な表情で発せられたその言葉に、私は真っ赤になってしまう。
零は緊張でこわばっていた表情を緩めた。
「そういうことですか。それならどうぞ」
軽っ!
「良かった。反対されるかと思ったよ」
「流星さんなら安心できます」
さっきまでの空気はどこへやら、談笑を始めた二人に気が緩んで、そのまま眠ってしまった。


