しばらく遊んでいると、少し肌寒くなってきた。 この家に来たのが日付が変わる頃で、もう1時間も経っている。 縁側から上ろうと、流星さんに声をかけようとしたとき。 ─コンコンコン 控えめにドアがノックされた。 「はい?」 返事をすると、ドアが開き─黄色い物体が飛び込んできた。 「リリ!」 リリは一直線にロイのところに走っていき、彼の鼻に自分の鼻を寄せた。