「はぁ…美玖いい匂いだね」 私の髪に鼻を寄せて、クンクンと匂いをかぐ彼の吐息がくすぐったくて、フルフルと頭を振る。 「ちょ、ちょっと流星さん?」 声を掛けても離してくれない。 顔を真っ赤にした私と流星さんを不思議そうな顔で見ていたロイが、とうとう待ちきれずに縁側に上がり、流星さんにアタック。 流星さんは驚いて私のことを解放してくれた。 「ロイ、お前空気読めよ…」 流星さんは少し残念そうだったけど、ロイがあまりにも楽しそうだったから、許すことにしたみたいだ。