しばらくして戻ってきた二人は、とても仲良くなっていた。

「マジですか!?え〜見たかった〜」

「そう言ってくれたら嬉しいよ」

昔から知っているような口ぶりだ。

「2人知り合いだったの?」

「俺が一方的に知ってた」

照れたように言う零。

「そんなに広まってたとはなぁ〜」

「結構有名な話なんですよ」

「へ〜」

すっかリ意気投合してるみたい。

二人の会話を微笑ましく見ながら、時間は過ぎていった──