思い浮かぶのは、君の事。


「ごめん、お待たせ!!」

武達の当番の時間が終わりに近づいた頃、ようやく晶が飲み物を抱えて戻って来た。

「おせーよ、なにしてたんだよ」

「ごめんごめん、人多すぎて迷子になっちゃった」

よく見知ったこの校内で迷子??と突っ込もうとしたが、喉が渇きすぎて今はそんなことより水分補給だと武は飲み物を受け取ると、勢いよく喉に流し込んだ。