「なるほど、、、」

務さんの話によると、零が覚えているのは、自分が信じてた人とか、好きな人とからしい。

でも、事故によって記憶が失われたわけではなく、何かしらショックな出来事があったんじゃ
と言った。

そして、そのショックを和らげるために、解離性同一障害者
、、、つまり、多重人格者になったと言う事だった。

だから、零として覚えているかもしれないが、本当の零の人格にならないとわからないそうだ

一緒に聞いていた神崎さんもこれには絶句していた。が、

梨「わかりました。あの子を精一杯愛して、強く育てます。」

務「そうしてあげてください。」

海「戻りましょうか。」

務「そうですね。」


ガラガラッ

零? 「戻ってきた。」

務「怪我もそこまで酷くなかったので、明日には退院できますよ。」

零「はい。あと、、、名前、冷華(レイカ)って呼んでください。改めまして、神崎 冷華 です。
  よろしくお願いします。」

梨「神崎、、、よろしくね!わたしの娘の冷華!明日迎えにくるわ!」

冷「はい。ありがとう、お母さん。」

海「またな」

冷「バイバイ」