そうすれば直ぐに既読は着いたものの、返ってきたのは期待外れのもので。 『ごめん今忙しい。仕事終わってからで』 まぁ…確かにしょうがない。陸だって出向先で頑張らないと行けないのは当たり前のことだし。 私は『そうだよね、ごめんね、お疲れさま。仕事終わりに会社近くの噴水広場で待ってる』と返した。 泣いた事を誰にも悟られないようにするため、顔を洗面所で洗った後、私はオフィスルームへと足を進めた。