「な!なん!...ナンナワケ!!!え!?急に!!私!幸斗くんと今年はじめて同じクラスになったし!数ヶ月前がはじめましてだし!ちゃんと会話したこともないのに付き合うってなに!?ちょっとすごく顔が整ってるからって!チャラ男は願い下げなんですが!!!」
動揺しながらもそう声を荒げて幸斗くんの胸を押して身体を離し睨みつける。だっておかしい。
「急じゃないし。ずっと好きだったけど?」
幸斗くんは拗ねたような顔をしてそう呟く
「し、信じられるか!話したこともないのに!」
「話したことないと好きになっちゃだめなんてルールないし、恋愛は自由だし、好きに理由なんている?」
「ぐう....」
確かに恋愛のルールなんてないけれど...反論する言葉が上手くでてこず唸る私に彼は小さく笑って
「ね、付き合ってくれる?顔好みなんでしょ?」
「好みなんていってない!整ってるって言っただけだよ!!それに、付き合いません!!」
「...まぁ、いいや。俺が好きなのはちゃんと覚えておいて。じゃ、帰ろう。よっと」
ため息をついた彼にため息つきたいのは私の方だと思っていると急に彼が私の身体を抱き上げお姫様抱っこしはじめた。
「ちょっと!??なに!?やめて!」
「えー、だって凛、靴履いたままここまで来たんでしょ?土足禁止だよ」
「いやいやいや、靴脱いで靴下で歩くから!おろして!」
「うん、やだ」
「はぁぁ!?」
