最強の男からの溺愛


「来週から急遽個人戦が始まることになったから、任務が前倒しになったりして忙しいのよ」

事務主任の人がため息をつきながら言う。

「個人戦ってなんですか?」

そう聞くと

「あなたは魔術師じゃないから参加しないのよね。魔術師がレベルを測るために個人で戦い合うのよ」

「毎年夏休み明けだったんですけど、最近は魔物のレベルも上がってるし、早急な魔術師のレベル把握が必要になったみたいね」

魔物のレベルが上がったのは、私を襲ったあの日からだ。

誉から聞いているから、間違いじゃないはず。