無愛想な君はわたしに笑わない

「先輩そいつ困ってます」

そうはっきり言ったのが頼くんだっ



「は?1年生君は入学式行きなよー」

そう笑いながらわたしの腕を引っ張

り続ける先輩

もう誰も助けてくれないそう思った

ときだった

「いてててててててて」

そう言いながらわたしを掴んでいた

手が離れた

思わず先輩の手を見ると