不思議な夢を見た。 暗闇の中でぽつんと黄色い光があって掴もうとしても掴めなくて、悲しくもないのに涙が出た。 でもそれは頬を離れた瞬間暗闇に吸いこまれて金平糖みたいに光ってはじけた。 それが流れ星であるかのように私は必死に願った。 どうか、どうかこれが君じゃありませんように。