星のような君の隣にいたい。

そして近くにあった

ティッシュをとり、

僕の目元を拭いた。

「男は涙を見せないものだ」

そう言った。

僕は自分で拭けないから

助かった。

母さんに泣いているのを

見られるのは恥ずかしい。

「ありがと」

お礼を言うと父さんは

穏やかに笑っていた。

「おはよう」