僕は彼女と

顔を合わせないようにした。

「それでもいい·····。」

顔を合わせると

泣いてる所を見られちゃうからね。

「綺麗だね」

僕が話しかけると

「そうだね。

すごく綺麗。」

それから僕達は話すことはなく

ひたすら星を眺めていた。

そしてあっという間に夜明けになった。