俺は昨日、

また明日ましろんに

会おうと決めていた。

だが今、体がだるい・・・。

恐らく熱もあるだろう。

これじゃ行けない。

「くそー!!」





翔目線


優希から連絡が来た。

あいつは休みか・・・。

入院にならなきゃいいが

夕方にでも見舞いに行ってやろう。

優希のいない日は

特になにかする訳でもなく

大人しく授業を受ける。

優希のいない一日はすごく長い。

昼休み過ぎたらサボるか・・・。

やっと昼になった。

なので俺は1人だか屋上に向かう。

飯を食べたらしれっと

学校を出てサボろう。

そう考えながら屋上で腰を下ろす。

すると扉が開いた。

真城がいた・・・。

さて、どうするか。

別に話してもいいが真城はあまり

人と関わるタイプではないだろう。

とりあえず話しかけるか。

「よぉ」

「どうも」

いつも素っ気ないな。

俺に関わらずほとんどの人に

こうなんじゃないかと心配になる。

ん?

何考えてるんだ俺は。

「一緒に食べるか?」

「食べる理由がないです」