私が素直になったとき……君の甘過ぎる溺愛が止まらない




 * * *


 合コンも中盤に入り。
 だいぶ盛り上がっている。


 そのとき。
 私は化粧室に。



 メイクを直すためというのもある。


 だけど。
 それだけではない。

 一人になりたかった。







 正直なところ。
 このまま帰りたい。


 会費は払ってある。

 だから帰っても何も問題はない。



 仕事を理由。
 そういう内容のメッセージ。
 愛依に送ろうか。


 本当は急いで帰る必要はない。
 明日は昼から店に入ればいいから。





 だけど。
 帰りたい。
 今すぐにでも。


 戻れば。
 見ることになってしまう。

 松尾(あいつ)のことを。