眠れない総長は眠り姫を甘く惑わす




それからすぐ、御影さんはスマホを耳に運んで通話を始める。


相手はもちろん……



「……今どこだ、銀」

『動画、見てくれた?』

「どこだって聞いてんだよ」

『大丈夫、キス以上のことはしてないから。それに前回も今回も、みのりちゃんの合意の上だしね』

「前回だ……?」

『ねえ御影くん。このままみのりちゃんを僕のものにされたくなかったらさ───」




なにを話してるのか、オレには全然聞こえないけど……





『解散してよ、白夜』





寒気が走るほど、御影さんの狂気が増した。