この度、溺愛されることになりまして


走ったあとみたいな、そんな感じゃない。



綾瀬くんといるときだけ、こうなっちゃうの。



なんでかな?胸が痛いのに、幸せだって。



心が満たされる。



「……綾瀬くん」



「…ん?」



「て、テストいい点取れたら…一緒に遊びに行きたい」



もっと、綾瀬くんのことが知りたい。



私たちにあったこと、全部しりたい。



どんな事でもいいから…。



それを探したいの。