この度、溺愛されることになりまして



「っ…!」



バチッと目が合ってしまった。



「「………」」



互いが沈黙したまま目を合わせ続けると、綾瀬くんがこちらに向かってきた。



え……う、嘘でしょ?



「おい綾瀬、どこに…」



ほら、先生も戸惑ってるじゃん…!



そんな先生を気にせずに、とうとう私の隣に来てしまっ綾瀬くん。



そして、極めつけには。



「先生、ここがいいです」



「そ、そうか…?まぁ、隣がいないしな。いいだろ」