この度、溺愛されることになりまして


「ふふっ、私もいいの買えたし、優乃にもいいのあったし。今日は大満足」



もう日も暮れ始めた帰り際。



最初とは打って変わって、大満足そうに洋服が入った袋を持つ梨愛。



「梨愛にすごい似合ってたもんね」



「でしょ?でも、それより優乃の方が似合ってたと思うけどね。あのワンピースめっちゃ可愛い」



「そ、そうかな…?」



可愛かったけど、いつ着ようかな…。