この度、溺愛されることになりまして


私、そんなに顔に出ちゃってたかな…。



たしかに、まだなんとなく顔が熱い気がする。



「もうっ、私部屋いくから…!」



「もうすぐご飯だから、着替えたら来なさいね〜」



自分の部屋に行き、制服のままベッドにダイブする。



一日で色々なことが起こりすぎた…。



転校生で、関わることもないと思ってた綾瀬くんは、私のことが好きみたいなことを言ってきて…。



しかも、会ったことがあるみたいだし。