この度、溺愛されることになりまして


「ただいまぁー」



「おかえり優乃。…あら?なんか顔赤いわよ?」



リビングに行くと、台所に立っていたお母さんは私の変化に何か気づいたみたいで。



「それに、少し玄関で話し声もしてたし…。もしかして、優乃彼氏でもできた…!?」



「…!ち、違うよ!ちょっと送ってもらっただけ…っ!」



「あらあら〜うふふっ」



違うと否定しても、ニヤニヤしてるお母さん。