この度、溺愛されることになりまして


「…あれ、もしかして送ってくれてたの…?」



「うん。女の子をひとりで帰らせるわけにはいかないでしょ?それに…」



「きゃっ…!?」



少し強めの力で引っ張られたと思うと、暖かい温もりに包まれる。



「明日まで会えないから、優乃を帰り際に充電しようと思って」



「…っ、何それ…。ずるいよ…っ」



そんなことされたら、嫌でもドキドキしちゃう。