この度、溺愛されることになりまして



「優乃、ここ曲がるんでしょ?」



「そうそう、ここをね…って、ん?」



そう。私の家は学校からかなり近くて、かなり立地がいいところに住んでる。



でも、私の家を知ってるのは梨愛くらい。



もちろんのこと、綾瀬くんにだって教えてない。



…なんでわかるの?



ちらりと見てみると、何食わぬ顔で私の家の方向へと進んでいる。



「ちょ、ちょっと綾瀬くんっ!」