それに、恋愛だって今のところ求めてない。漫画の世界の男の子にきゅんきゅんしてるだけで充分。 とにかく今は友達間での自分の立ち位置確保で必死だし。 今は話を合わせ、雰囲気を壊さないようにしないと。私が曖昧に笑ううちに、次の授業のチャイムが鳴り、友人は自分の席に戻って行った。 そこでやっと私は深く息ができる。 「(大丈夫、ちゃんとできてる)」 みんなと同じ、それが正解なんだ。きっとこの自分を騙すような違和感もすぐになくなる。 ※※※※