どうにもこうにも~出会い編~

「ごめんなさい。いつもはこのくらいで酔うほど弱くないんですけど。あれ、おかしいな」

 空きっ腹にお酒を流し込んでしまったせいかもしれない。すっかり酔いが回ってしまって妙な気分だ。

「私が荷物を持ちますから。立てますか?」

「ふぁい」

 自分では立っているつもりなのに、足に力が入らない。彼が私の肩を支えてくれた。