365日の恋。

「はい、そうなんで──プルルルッ」


答えようとしたとき、ちょうど携帯がなった。


「あっ、先輩すみませんもう帰らないと、」


これ以上は遅くなれない。


「あっ!そうだね、ごめんね引き止めて...」


「いえいえ、わたしも先輩と話すの楽しかったので、」

こんなに会話が弾むとは思ってなかった。


「そっか、それじゃあね花園さん」


「はい!お疲れ様でした。」


挨拶をして、急ぎ足で1年の校舎に向かった。


こんなことなら自分の靴を持ってくるんだった。


やっとの思いで下駄箱まで着いた。



それから昇降口を後にして、帰宅までの道を歩いた。


1人になると考えてしまう......先輩のこと。