──放課後。 はぁー最悪だ。 思ったより生徒会の仕事が長引いてしまった。 まだ図書室は空いてるか、 俺は図書室に急ぎ足で向かっていた。 ちょうど角を曲がろうとした時──。 げっ、......花園桃。 図書室の前の廊下に彼女の姿があった。 今日はしょうがないから諦めて帰ろうとその場から立ち去ろうとした時だった。 小さかったが確かに聴こえた嗚咽。 廊下の壁からそっと覗いてみると、あいつが泣いていた。