この言葉を言うのは思ったよりも勇気がいった。



だけど、これからも俺の隣にいて欲しい....




そう思ったら自然と口から出た。




彼女は笑顔でこう言ってくれた──




「はい、喜んで!」




嬉しくて再び彼女を抱きしめた。





もう絶対に手放さない。


これからはずっと一緒だ....









「帰ろうか....」



「はい!」



そう言って手を差し出せば彼女は手を重ねてくれる。



ぎゅっと握った彼女の手はとても小さかった。




「先輩これからもずっと大好きです」



急彼女からの大好きに少し照れながらも



「俺も......」



と返した。





これからもずっとこの手が離れないように....






愛おしい君と今日も明日も生きていく──