──時刻は18時半。 今の時期は日が沈むのが遅い。 そのおかげでこの時間帯でも、まだ明るい。 ちょうど廊下を歩いている時沈み掛けの綺麗な夕日が目に入った。 ......なんでだろう。 悲しいわけじゃないのに、涙が......。 .....あまりにも綺麗で、沈んでいく夕日がどこか儚げで 胸が鷲掴みにされた気分だった。 偶然にも流れた涙が誰かに見られていたなんて、この時の私は思っていなかった。