「戻ってきたんだな....」
「は、はい.....お陰様で....」
ほんとに、ずっと待ってた。
いつ戻るかなんてわからない、会えないかもしれない....
そう思った日もあった。
だけど、やっと.....やっとまた会えた。
気づけば一筋の涙が流れていた。
「先ぱ───」
だけど涙なんかどうでも良くて....ただ、彼女を強く抱き締めたかった。
触れたかった。
彼女が戻ってきたんだと確信できるように。
「おかえり....」
触れた途端にどうしようもない愛しさでいっぱいになった。
細くて今にも力を入れたら折れてしまいそうな彼女の身体。



