「ももが言うには助からない方が大きいと....だから帰ってくるかも分からないんです....」
そんな....
「嘘、だろ....」
足の力がガクッと抜けてドアにもたれ掛かる。
こんなことってありかよ....
ズルズルと下へ落ちていってその場に座り込む形になる。
「そんな格好情けないですよ....っももが見たらなんて言うか....」
「あんたは平気なのかよ、花園の親友なんだろ?」
俺なら耐えられない....
今だってこんな状態なのにっ....
「....大丈夫......なわけないじゃないですかっ!」
さっきの彼女とは一変して目に涙が溜まっている。
「そんなの平気なはずないでしょ!私だって最近知ったばっかだし!でも、それでも....桃を信じてるからっ絶対戻ってきてくれるって信じてるから.....」
ポタポタと滴り落ちる涙。
彼女のその言葉にやっと正気になった。



