「先輩あの───」
先輩が小さい頃病院出会っていた女の子は私だったこと。
あの約束の日私はその前夜にアメリカに発ったこと。
そしてその後遺症で記憶が無くなっていたこと。
「先輩ごめんなさい、ずっとずっと苦しめてて....」
せっかく両想いになれたのに....
嫌われちゃったらどうしよう。
「....花園だったんだな....良かった」
私の思いとは裏腹に先輩は優しい笑みを浮かべていた。
「良かった?」
「うん、だって今も昔も俺は花園しか好きになってないってことだから」
それはどうゆう.....
「花園があの子と重なって見えたのは本人だからなんだな」
頭がついて行かない。



