教室に戻ると変わらない風景にホッとする。
何ら変わりないこの景色がいつまでも変わらないことを願う。
──だけど、思うようにはいかなかった。
家に帰ってすぐの事だった。
玄関先で私はまた酷いづ痛に襲われた。
「あっ、....うっ....」
ピリピリと痺れ出す。
───ドサッ
その場で抱えるように頭を抑える。
「もも、どうしたの大きな音が──」
お母さんが私の元へ駆け寄る。
私は意識を飛ばさないように意識しながら痛みに耐える。
「もも!大丈夫よ、ゆっくり深呼吸して....」
お母さんが優しく背中をさすってくれる。
気づかない間に私は呼吸がかなり乱れていた。
一定のリズムで優しくさすってくれるおかげで痛みはすぐに引くことが出来た。



