365日の恋。


「うん、大丈夫」


「ほんと?」


心配そうな顔をする朱里。


こんな伝え方をするつもりはなかった。

だけど────


「あのね朱里、私....病気なの.....」



シーンと静まりかえる保健室。


朱里の顔を見るのが恐い。


「....いつから....」


弱々しい声で朱里が聞く。


「ずっと....高校に上がった頃にはあと1年しかないって言われてたの....」


「うそだよ....っ....」

ポタポタと床に涙が落ちる。


「やだよっ....やだ....っ....嘘って言ってよっ....」


朱里....

私も、嘘なら良かった。


「ごめんね....」


ごめんね朱里....