「うん、大丈夫」
「ほんと?」
心配そうな顔をする朱里。
こんな伝え方をするつもりはなかった。
だけど────
「あのね朱里、私....病気なの.....」
シーンと静まりかえる保健室。
朱里の顔を見るのが恐い。
「....いつから....」
弱々しい声で朱里が聞く。
「ずっと....高校に上がった頃にはあと1年しかないって言われてたの....」
「うそだよ....っ....」
ポタポタと床に涙が落ちる。
「やだよっ....やだ....っ....嘘って言ってよっ....」
朱里....
私も、嘘なら良かった。
「ごめんね....」
ごめんね朱里....



