「もも!!良かった目が覚めたのね」
視界に移るお母さんの姿。
当たりをキョロキョロ見回すとそこは病室だった。
....夢で見た事はきっと今まで私が忘れていた記憶
だとすると....
「お母さん、昔私が親しかった男の子の名前わかる?」
お母さんなら知っているはずだ。
「もも、あなた記憶が....!」
「うん、戻ったみたい...だから教えて欲しいの」
もしかしたら違うかもしれない。
どうか先輩の名前じゃありませんように。
そう願った。
けど、お母さんから聞かされた名前は
───っ!
「そっか、ありがとう....私もう休むね、明日には帰れるよね」
「うん、そうね.....おやすみもも」



