「先輩、今日はありがとうございました!」
駅からの帰り道、先輩はもう暗いから送って行くと言ってくれて私はその言葉に甘えた。
「いや、俺の方こそ楽しかったよありがとな」
ポンポンと頭に触れる。
ドクンと心臓が音を立てる。
だけど、平静を保って....
「....受験頑張ってください!応援してます!」
最後まで明るい私で居たいからガッツポーズをしてお別れをした。
「あぁありがとな....早く寝ろよ」
「はい!おやすみなさい」
先輩が見えなくなるまで私は外で見ていた。
───ガチャ
「ただいま」
家に帰るなりすぐさま自分の部屋に続く階段を駆け上がった。
部屋に入るとさっき撮った写真を眺めた。
「先輩......」
好きです。
大好きです。
先輩も私を好きになってください。
どうすれば届きますか?



